なんだか毎日があっと言う間に過ぎて行く気がします。
あれもこれもしなきゃ、と思っているのに
なんだか色々やりきれてなくて
焦る自分と、まぁいっかな自分とが現れて
結局、なんとかなる、と後回し・・・
宿題とか家事とか掃除とか
先に終わらしてから後でのんびり遊びたい様な
そんな性格なはずなのに
なんだかやりきれてない。
でも、もっと先にやらなきゃいけない事、
大事にしたい事のが多くて
だから、仕方ない!!
何にもなくて、後伸ばしにしてるなら
自分で自分のお尻叩かなきゃだけど
今、もっとやりたいこと、大事な事がありすぎる。
さて。話は変わって・・・
とてもステキな話を聴きました。
どれだけ「ブレス」が大事な事かという事。
管楽器奏者の人ならとてもわかると思うけど
弦でもピアノでもギターでもベースでも
息って大事でしょ。
当たり前の行為すぎて、気にもしない事があるかもだけど
実は生まれてきたときに、一番最初に赤ちゃんって
「オギャー」って泣く・・・鳴くでしょ?
でも、本当はその前に、この世に生まれて
一番最初にする事って「息」。
思いっきり吸い込んで、そしてその次に
「オギャー」
その時の深い深呼吸のイメージを持って
その後に爆発的に感情を、想いを思いっきり
オギャー!!!って吹けたらいいな。
練習してみよぅ。
思いっきり、オギャーーー!!って吹きたいし。
あとは、あるソナタについても、教えてもらった。
一般的には淡々と演奏する人が多く、
一番売れてる楽譜に載ってる強弱記号通りに
演奏する人が多かったりするけれど、
本当のその曲を書いたフランクは、
そんな強弱記号つけてなくて、
今やMFの部分、本当はPPPPPPPで
心の想いをフォルテであっさり演奏するのではなく
息を殺して虫の息の様に描かれたに違いないって。
その曲を書いたとき、フランクは60歳位。
それまで普通に結婚して普通に幸せな人生を
歩んでいると自分でも想っていたみたいだけど
でもある時、出会ってしまって、60歳位になって
本当に本当の恋をした、とその時に描いた曲だと。
一般的には、誰か友達の結婚式のために
初婚で演奏したとかってなってるけれど、
実は、偶然描いて演奏したのがその友達の
結婚しきだったからで、実際にはその為に
描かれたものではないんだそうで。
知らなかったっ!!
色々な音源を聴いてみた。早速。
でも、どれもそんな想いを本当に表現したくて
演奏してそうなのに出会えなくて。
淡々としてたり、いらない強弱があったり、
心の中で、一生で一度の本物の恋、を伝える時
そんなんじゃなくねええええ???
・・・と想ってしまう音源が多くて
バイオリンの曲だけど、頑張って書き直して
永遠のエチュードとして、愛を音にする事は
永遠の宿題になると想うけれど、
ちょっと、チャレンジしてみたいと想ったり。
バッハのシャコンヌも、実はとても大好きで
色々なプレーヤーのを聴き比べて居ますが
本当に一番好きな演奏は、昔、上野の公園で
演奏してたおじいちゃんのシャコンヌ。
体がよじれそうになる位、苦しそうに想いをぶつけて
一心になって夢中で演奏してたのを
ぽけーっと見てて、感動して、勝手に泪が溢れた事がある。
多分、目が見えないおじいちゃんっぽかった。
あのおじいちゃん、今まで生きてきて
5本の指に入る位、衝撃的な出会いだった。
生きてるのかな。元気かな。
あのシャコンヌ、聴きたいな。
未だに耳に残ってる。
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