2008/02/19

F


懐かしくても懐かしい気がしない大事な友達。
私にとっては茨城の地元の友達と、
香港や韓国にいる友達と、
東京に上京してからの高校の友達と、
大学の友達と、音楽な友達と。
色々なグループがありますが
得に同じ屋根の下で暮らした寮時代の友達は
本当に素直で居られて、家族の様な存在。

寮なだけあって、卒業して都内の身近にいる人は
あまり居なくて、なかなか会えない皆ばかりだけど
一人っ子の私にとっては久しぶりに会う兄弟姉妹の様な
本当なら味わえない仲間だったりします。

寮時代の私は、たぶんとっても暗かった!?
生意気で協調性が無くて部屋に籠るかレッスン室に籠るかで
あまり人の部屋に訪れたりせず、夜中になって消灯時間になると
ロビーに現れてジュースを買ってそこでまったりしてました。
とにかく公衆電話で毎晩ママに電話して夜中に泣いてました。
なんで音楽やらなきゃいけないの、なんで生んだの?など、
今思えば自分ばかり辛い、寂しいとかなり甘ちゃんでした。
上京したての寂しさと、サックスという楽器柄、周りは
ピアノ科が得に多かったので、自分の楽器について
これでもかと思うほど、どう吹いたらいいのか悩んで10円の
禿げを30円分したりしてた頃。今よりも真剣にまじめに取り組んでた頃。
当時の日記は怖い事に、なぜか赤ペンで書くと決めていて
真赤な日記にかなりネガティブなメッセージが数冊残っています。
こわ!笑 
そんな中でも、みんなステキで優しくて心が綺麗な人ばかり。
大らかでケチな人なんて居なくて、みな本当にきれいで。
最初は心開けずに同室の先輩の後をカルガモみたいに
くっついて歩く事しか出来なかったけれど皆のおかげで
徐々に慣れて徐々に打ち解けて半年で溶け込めました。
その当時、とても優しくて何某、私を気にとめてくれてた
304号室のシホさん。
彼女は高校最初はフランスに居て、編入して来ました。
新潟で行うコンサートでは私を呼んでくださったり
何かとヒサエピンヒサエピンと声をかけてくれて
寮のレッスン室は地下に数十室あるのですが
その中で一人練習しててふと手を置いて休憩すると
聞こえてきた向かいの部屋のあまりに優しい音色のピアノは
彼女でした。ドアについている小さな小窓から覗いて
その隣の部屋が空いていたので向かいの部屋から移動して
彼女のいる部屋側の壁にペタっと座り込んで聴いてました。

音楽も心もステキで優しくて大好きで、私の事も妹みたいに
可愛がってくれた本当に大事な存在。
一つ上の彼女が大学進学せずにフランスに留学すると知り、
高校二年の最後のプレゼントで、皆、テープに声を録音して
記念に彼女に送ったのですが、私は皆の前で
話すことが出来なくて、独りで消灯後に外の非常階段に行き
泣きながら、みなの倍以上一人で彼女に語ったのを覚えています。
何語ったかな・・・今となっては恥ずかしすぎるメッセージだろうな。

久しぶりに昨年来日すると聴き、とても楽しみにしていたのですが
私がかなり体調が悪かった季節なので会うことが出来ず・・・
そんな感じでふとピンチの季節に現れるのも彼女らしいこと。
いつも大変だったり悩んでると現れてくれて。

そんな彼女と明日、彼女に久しぶりに会えます!!
本当の姉妹みたいな成嶋志保さんのピアノのコンサート。
走って駆けつける予定!!絶対に泣きながら笑いながら聴きます!!
いつもいつまでも、私の大事な姉。

お近くの方はぜひ。
http://o-kurayama.jp/

2008/02/17

Asian Lunch

私の土日。
いつも土日は読めません。

今週の場合。

土曜日、朝1にレッスンがありました。
本当なら8時から12時で終わるある中学校でのレッスン。
予定では午後の個人レッスンが体調が悪くて来れないと
連絡があったので、突然午後はお休みだ!!と思っていたのですが
思わず中学校レッスンでどうしても1曲見たくて
たった4時間で基礎と曲を見るには足りなくて
思わず伸ばしてしまい・・・
それでも15時には終わったので、生徒とレッスン後の
楽器相談や、音楽相談、恋愛相談や成績相談など(笑)
楽しみの時間を過ごした後、やれやれ帰宅しようと思うも
夕方からやっぱりレッスン入れてください、元気になりました!と。
本当はまだ完全じゃないのに楽器吹きたくて連絡くれたりして
もう嬉しくて・・・・なので夜の友達のお誘いをお断りしてレッスン!
(↑お断りばかりしててごめんね・・・時間が合わないんだもの!!)
その後、夜はとあるカメラマンさんから
とある音源のお願い事をされているお手伝いで
パソコンで音楽を作ってみたり。
あらまぁ、とても面白いオモチャ。笑
パソコンってすごいのね。簡単にいろいろ出来て。
でも作った作品を実際に生で演奏してなんぼよね、
パソコンでの音楽に負けないわ、などとピーチクパーチク語りあったり
あーでもないこーでもないと言ってる途端に、依頼してた方が来て
そこでもアーデモナイコーデモナイ&お酒で
楽しい夜を過ごしました。

久々に昔、友達が「これ、お前の肖像画。」と言って誕生日にくれた、
なぜか黒人の男性が包帯巻かれてるのに笑顔・・・・という
どこが私なんだろうと思う絵画を引っぱり出して
その画家さんのお話を皆にしたり。
彼はフランスに住んでいる(日本人だけど)事を伝えると
フランスで個展したい!とカメラマン君語りまくり。

そんなこんなで土曜日。
昨日レッスン中に連絡をくれた友達が、本日実家に帰ると言うので
昨日会えなかったので、羽田までお見送りに行きました。
モノレールで逆向きだったので少々機嫌損ねた私でしたが
普段はひょっこり行ってひょっこり帰るだけの羽田空港を
のんび~り堪能して飛行機とかじーっと見たりして楽しかったです。
また春に会えるけど、なんとなくドラマの別れっぽいシチュエーションを
してみたかったけれど、なんだかんだチケットを隠したり、
お菓子あーでもないこーでもないと選んでたりで時間がなくなり
「ばいばいまたね!」

その後、どうしても行きたかった個展をフラっと立ち寄って
実際にみてみた古い絵画を見て号泣して、値段を聴くと
田舎では立派なお家が建ってしまうだろうお値段でしたので
どうもありがとうございました、と受付の方となぜか握手してから
三茶のスタジオでレコーディングしている仲間に
羽田空港で買ったけど中目黒本店のミルフィーユを差し入れ。

そして早めに帰宅して、少し楽器のメンテナンスを
私の肖像画と言われる黒人さんの包帯マキマキフランケンシュタイン君を
見ながら、少しして・・・そして今、大好きなショパンのバラードを爆音で聴きながら
メッセージを打っています。

今日は良く考えれば、OFFだ。
忙しいOFFでした。

たまには一日ずっとベッドの中で黒ネコと戯れていたいなぁ

2008/02/14

8:35am

今日は大きな声では言えませ・・・

・・・!!

今日の事を書きたいのですが
仕事をずる休みしてしまったので
しまった・・・
いえいえ、具合がとても悪くて熱っぽいので
お休みしてしまったので

今日はかけません・・・
数日後に書きます・・・


おもっしろい一日でした★
いけね、ずっとベッドで寝てました・・・。

volition

言葉の大切さ。

先日の事。

有言実行は難しい事で
時に、有言無実行になる事がある
から、皆言葉にする事をなるべく避ける。

という話になりました。
そんな会話に最初は納得してみたりしましたが
徐々に自分の中にモヤっと「?」が溢れてきて。

その場では回答が見つからなかったので
一人「?」「?」のまま会が終わりました。

確かに、いつも有言無実行が続くと、言うな、と思いますが
有言して自分を追い込む、というか奮い立たせて
実行して成功に向って努力するのは、私に何度も
勇気や元気をくれた行為でもありました。

責任の話になるのかな。
責任を持てないから言わない、
責任持つのが重いから言わない、
だから無言実行の方がかっこいい。

というか、言う場所が無かっただけで
自分の心の中では確信を持って行動していての
無言実行は、かっこいい。

けれど自信が微妙だったり
責任持てない無責任さで
とりあえずチャレンジしてみて
失敗して情けないから無言のままでいる
・・・ってのはかっこいい?

男らしくない気もしたり、
女らしくない気もしたり。



と考えていくうちに、少し話がずれるかもしれませんが
家族にも、友達にも、生徒達にも
自分が大好きで大事に想ってる事を言葉で伝えるのは
とても大事な事なのではないかと思いました。
それがとても素直な気持ちで素直な言葉であれば。
それは有言既実行中な事。

そして素直に受け取ってくれる人は
きっと同じ様に皆にも伝えられる人だと思います。

言葉よりも行動とか生き様を見ればわかるだろ、
みたいなのは、得に男性に多いけれど、手抜き。
それこそむしろ自信の無さや、不安や、コンプレックスが
見える気がする事が多い気もする。

言葉にすら出来ない想いはあるかもしれないけれど
言葉にするという努力を惜しまないでほしいと思ったり。

と思って、生徒にその私の中でモヤモヤした話題の話をして
その後、練習中でも自宅でもふと気がついた事や
言葉には出せないけれど内緒で書ける事があれば
書いてみようか、私もやってみるから!

という宿題を出しました。
2週間が経って、次のレッスンが来週になりましたと
連絡を入れると、それをきっかけに生徒達から
悩みや想いや決意や色々、メールがやたら届くように。

すごくメールが届くようになりました。

そのメッセージを読んでいて
それぞれの生徒の知らない一面や、決意や、悩みを
知ることが出来て、嬉しかった。
ただ会ってレッスンするだけでは知れない事がたくさん。

もちろん生徒達も解っているのか、
何故楽器が不調なのか、などという「言い訳」をする子は
一人もいなくて、その事にもとても嬉しかった。

12歳~15歳の子供達のメッセージはとても胸が熱くなりました。

大人よりもよっぽど素直だ。

そしてそれぞれに返答する自分の選ぶ言葉も
とても慎重になり、とても自分の事以上に考えて答えたいと。
メールは何度も読み返せるからね。手紙も。

そして悩みに対しても、決意に対しても
お互いに頑張ろう、という気持ちがとても高まりました。

だから、
言葉って大切だと思うのです。
使い方によっては、言葉は武器になる事もあれば
言葉は優しさや勇気になる事もあり
言葉で愛を深めることもあれば
言葉で信頼を失うこともある。

言葉って本当に大事だと思うのです。

2008/02/12

David





今宵はとある秘密なお仕事。

仕事が終わって家に戻ってのんびりしようとしたら
約束の19時の20分前なので
急いでTaxiに乗り込みいざスタジオ。

久々の駒沢。
昔は毎日ここに来てたり、毎日前を通って家に帰ってたり。
数年前まで駒沢に住んでいたので懐かしかったです。
時々、同スタジオを使うのですが
駅から歩くから、今日は環七の交差点から歩いたから
かなり懐かしくてなんだか不思議な気分になりました。

さてスタジオに到着。
TenorとAltoをセッティングして少しウォーミングアップ・・・
する間もなく、レコーディングが開始されました。

取り合えず、ウォーミングアップのつもりが
OK!と言われてあれよあれよと完了。
ほんとにこれで良いのかな、
19時から23時までの予定が20時過ぎに終わりました。

わーい!

その後、あまりに時間を持て余した私たちは踊ります。

踊ります。
踊ります。
ノリノリで踊ります。

お腹が空きます。

その後、昨日ママが送ってくれた手作りハンバーグや
自分で作ったお漬物をタッパーに詰めて休憩中に
食べようとみんなの分も持ってってあったのを
オニギリと緑茶と一緒にのんび~りゆっくり食べて。

春な野菜、ウドの煮物や菜の花の漬物、
そしてママハンバーグでみんな満腹。

その後もスタジオの部屋に戻り、のんびりしたり。
でも時間がまだ余ったので早めに帰宅して来ました。

珍しくTenorを演奏しちまいました。
やっぱりあと5mmで良いから指が長ければなぁ。
やっぱりAltoかSopranoが体には合うのかな。
でもBaritone欲しかったり
バスクラリネットが手に入るのであれば
それはそれはとても挑戦したいと思う今日この頃。

帰宅して黒猫が言いました。
「水くれょ。カラカラだょ。。。」

ごめんよ・・・
自分で水道の蛇口あけれたら良いのにね・・・
蛇口から出てくる水を手にすくう様にすると
そこからペチャペチャゴクゴク。
かわいい~

今宵も幸せな夜。

2008/02/11

chinagirl

楽器を2台背負って歩いていると
街でも電車でも人々が、ちょっと優しい。
145cm足らずのチビが
テナーサックスとアルトサックスを抱えてる姿は
奇妙なのかもしれないけれど
街でも電車でも人々が、ちょっと優しい。

今宵は今週色々ある仕事やオーディションの為に
練習しなきゃなぁと想い、2度運ぶのも何だし
一気に2台担いで行こうと思ったのが少し間違えで、
マンションを出た瞬間に少し気がついたけれど、
気合で運んでしまったもんだから
駅に着いた時点で、もう後悔。

でも乗っちゃえ、と思って電車に乗ると
混んでたのに皆、一歩ずつさがってくれて
あ、どうもありがとうございます…

駅を出てスタジオに向ってあるく途中、
明らかに道の真ん中を歩いていたのは私なのに、
前から来た車が、弧の字を描いて笑顔でよけてくれたり
あ、どうもありがとうございます...

スタジオに着いて階段をせっせと登って行くと
スタッフの方が後から、バックを持ってくれると言い、
あ、どうもありがとうございます...

スタジオで思い切りノリノリで練習が終わり、
コカコーラを飲んでゲップしてから
また気合を入れて背負って帰る帰り道、
思わず携帯をおとしてしまい、んっしょんっしょと
ゆっくりかがんで取ろうとすると、
90度位腰が曲がってるおばあちゃんが
はいよ。でっかいの背負ってるねぇ...
と、拾ってくれたりして
あ、どうもありがとうございます...

帰りの駅でも、改札を出ようとしたら
ドカっとケースが当たってしまい、前に進めず
横歩きで通り過ぎようとしたら
どうぞこちら、と駅員さんに言われて
ちょっと広めの改札(駅員さんの目の前の)に声をかけられ
あ、どうもありがとうございます…

帰り道にコンビニで
チャッカマンが欲しくて寄って買って
レジに行って支払おうとするも楽器が邪魔で
バックが開けないでオロオロしていると
ゆっくりで、いいですよ
あ、どうもありがとうございます…

お家に帰ってきて、夕方ママから届いた宅急便に入ってた
たぶん家の庭に咲いてたんだろうお花を眺めながら
玄米茶を飲みながら、なんか今日はちょっと嬉しかったなぁと想い、
2台運ぶのは大変で、肩はガクガクでバンテリン必須ですが
バンテリン塗りながら、ニヤニヤしてしまいました。

とっても、穏やかな1日。

2008/02/09

schedule

手帳がカラッポだと不安になるけれど
手帳がいっぱいになると不安になる。
ちょうど良い忙しさってどのくらいなんだろう。

でも今は手帳がいっぱいになりつづけて
ペンで真っ黒になってて書ききれなくて
不安でいっぱいになっても
絶対に鉛筆で書かないで
消せないペンで書いて
一つづつ、こなしていく事が
安心になる。

土曜日は今週の予定の反省と
来週の予定の復讐と準備の日。

手帳では日曜日が一番右に来るけれど
本当は心の中では日曜日が一番最初。
日曜日が充実すると、一週間元気なんだ。
月曜日から始まると、一週間疲れて
最後の大事な日曜日を
休息だけに使ってしまうから。

来週は
日曜日はレッスン3つ。受験前。
月曜日は祝日。レッスンが1つと個人練習。1週間分。
火曜日は事務仕事とレコーディング。
水曜日は事務仕事とリハーサルスタジオ。
木曜日は事務仕事とオーディション。友達と会う。
金曜日は事務仕事とリハーサル。
土曜日はレッスン2つとコンクールを見に行く。

忙しそうだけど
意外と幸せなスケジュールに見えてきた。
事務仕事部分が、今に全部音楽になるかどうか
春からのスケジュールが楽しみ。

もっと練習時間が欲しい。
せめて毎日4時間欲しい。

ABC

ちょっと気になる歌い手さんを知る事がありました。
彼女はABC(American Born chinese)のT. Xさん。
イニシャルです。

曲を聴いたけど曲は好みと言えば好みじゃないのと
日本語の発音は今まだ少し難しそう・・・だけど
これは時間が経てば問題なく発声出来ると思うからいいのです。

一番気になったのは歌唱力については、確かな気がしました。
英詩部分を歌う際、とても気持ち良い音程で歌ってたので
久々にそういうアジア人の歌聴いたなと思って。

楽理も解って歌ってそう。理論。

何気に、ウタダヒカルさんとても好きなのですが
子供の頃の彼女のCD聴いた時に似た感覚で
聴いていて、あら気になる・・・と思いました。

でも日本でデビューして
これからアジア圏で売り出したいとの事ですが
日本からよりも他の場所からの方が
きっと将来成功するんじゃないかな
と、勿体ないなぁと思ったりしました。
一発だけで終わって欲しくないなぁと思ったり。
全編英詩か中詩か慣国語で聴きたいと思ったり。

曲を偶然聴いてて、なんとなくだけど
ただ曲渡されてメロディーだけ歌ってるんじゃない気がして
頭良さそうな雰囲気がして。所々で気になって。
まだ初々しいけど、きっとすごい人。

頑張ってほしいな。


2008/02/05

Cat

ある猫が言いました。
「水くれ」
水を与えてみました。

ある猫が言いました。
「餌くれ」
餌を与えてみました。

ある猫が言いました。
「愛をくれ」
愛を与えてみました。

ある猫に言いました。
「水くれ」
水を与えてくれませんでした。

ある猫に言いました。
「餌くれ」
餌を与えてくれませんでした。

ある猫に言いました。
「愛をくれ」
愛をたくさんくれました。

長生きするんだぞ。

Trust


『正義感で考えこんで悩んで苦しんでも
それが正しい方向へ向かうとは限らないよ
君が疲れるだけだから。もう、そっとしておこう』


寂しい景色を見ながら
少し話をしました。
正義感のつもりもなく
ただ心の言うままに
漠然と、深めに落ち込んでみた。


自分に関係無いはずの
怒りか哀しみか理由がわからない涙と
悔しさと切なさ。

大事な親友を
あんなに苦しめたのは何。
あんなに泣かせたのは何。
あんなに怒らせたのは何。
あんなに。
あんな想いは何。

その時の僕は一体。
あの時の僕らは一体。

己の事。

2008/02/04

memory



我が家にカトリーヌが来ました。(↑カトリーヌ)
少しの間・・・一緒に頑張ろうと思います。

この子には色々な思いでが詰まっています。
自分以上に、大事にしようと思います。

話は変わりますが、雪が降りました。
東京に降る雪を深々と眺めていました。
とても美しく揺れながら舞い落ちる雪は
とても優しくて
窓から眺めてあっという間に時間が過ぎました。

外に出てみるととても寒かったけれど
でも空気がいつもと違って静かで、穏やかで、
とても心を洗われました。

我が家の窓からは裸ん棒の銀杏の木が
雪を纏って凛としていました。
普段、この冬に見せる彼らは
どこか寂しげで、じっと来る春を待っている雰囲気でしたが
雪の日の彼らは、とても逞しく、堂々としていてステキでした。

私もそんな風になりたいなぁと
ぼーーーーーーーっとしながら考えました。

夏よりやっぱり冬が好き。

2008/02/02

Casablanca


モロッコに行きたい。
モロッコに住みたい。


思ってないで
やってみたら
憧れの夢が
薄れないか
寂しさに
溺れないか
居場所を
見失うんじゃ

少し、
寂しいから
もう少し
夢を描きたい

2008/02/01

teacher is

今日、自宅に帰ってきたらとある学校の先生からメールが届いていました。
中学校で吹奏楽部の顧問をしておられる先生。
赴任して来る前の先生がとても熱狂ブラスな方だったので
赴任してからの1年間、前顧問の教えが浸透している2・3年生との間で
色々悩んだりブラスをゼロから勉強したり本当に必死に頑張っていました。
今年は2年目で全体の一年間の巡りを知り、昨年から考えると
本当にとても素晴らしい結果も出し、本当に尊敬の念が尽きません。
お知り合いになり2年目、女性同士という事もあり、少しづつお近づきに
なれたのですが、そんな頑張ってる先生から悲しいメッセージが届きました。

私は、先生の力になりたい。

今、全日本アンサンブルコンテストの季節なのです。
そこの学校は予選で金賞を受賞し、次なる予選に向って
あと2日後なのですが、本当に必死で子供達も頑張っています。
中学生自ら、朝6時には学校に来て練習をし、
授業を受けた後、夜22時もしくは23時まで毎晩練習していきます。
無理に先生が押しつけたスケジュールではなく、
子供達からの申し出で、普段は20時までの練習をのばしました。

そんな生徒達の気持ちを組まないわけには行かず、
そしてとてもそれが原動力になり、指導側も力が入るのは当たり前です。
みんなでステージで良い演奏を納得いく演奏をして
笑顔で感動したいじゃないですか。
子供とは言え、ステージの上の気持ち良さを知っている彼女たち。
次の予選も通過すれば、最後の全国大会に出場できると、
ステージ一つ一つに本気で一音入魂で頑張っているのです。
手なんで抜いたら適当にやったら傲慢になったら次のステージに
乗れない事もみんな知ってるのです。


それなのに、何故だろう。
子供達の塾の時間だ、朝練習は廃止しろ、練習は18時で終わらせろ、
なんだかんだと保護者がかなりのクレームを言って来たそうです。
何故だろう。

もちろん理解のある保護者の方もいます。
交代で終了時間に来てくれてる方々も居ます。
差し入れなどをくれるみんなも居ます。
とてもありがたく思います。

それにしてもそのクレーマー。
その親達は、子供達のステージを観たのだろうか。
その親達は、自分の子供がどれだけ本気でやっているのか
ちゃんと五感で感じているのだろうか。

よっぽど家に早く帰って夕飯は置いてあるお小遣いを持って
コンビニかどこかで買って塾で食べて塾で勉強して
22時23時に帰宅してまた親の監視の中勉強をする振りを
しなければならない可哀そうな子供達よりも
私なら全力で応援しますけれど・・・・

↑の塾の話は実際、2年前ここの生徒が以前相談してきた事です。
最初、帰宅部だったけれど家族でご飯を食べる事もほとんどなく、
いつも塾で毎日塾で、あんまり辛いから吹奏楽部に入りましたと
教えてくれた中途入部の子が居たのです。

そのご両親とお話した事があるのですが、
もちろん最初は私のレッスン時間にまで入ってきて、
お話聞かされた事がありましたが、その時私は一通りご両親のお話を聴いた後で、一言、
「○○君は、本当にとてもかわいそうですね。」とポツっと言って
それはそれは激怒された事があったのですが、
なんとかなだめて、一度演奏を聴いて欲しいと伝えて
彼に一曲、大好きな曲を演奏してもらった事がありました。

緊張しながらも、彼自身の中でも、何か殻を破かないと、と
とても熱くて重い位の気持ちを込めての演奏でした。
その後に、こんなに素晴らしい演奏を私はもっと聴きたい、
彼からその才能を奪わないでほしいと、お伝えした事がありました。

その代りに彼には学業を絶対におろそかにせず
常に80点以上でなければ、楽器を取り上げるから!と
軽く伝えた所、本当に勉強も頑張ってくれて、そして
部活も頑張ってくれて、今はある音大付属高校に居ます。

ご両親も、彼の才能と彼の想いが
自分達の理想や希望と全く違うと気がついて、
最後には彼らしく生きるために自由を与えてくれました。

私も同じ道を歩んできたので、両親の理解を得るという事は、
自分に乗りかかる責任の大きさも同時に感じます。
自分がやらないと、自分が頑張らないと、誰も理解してくれないのです。

頑張った経緯が大事かもしらないけれど、
結果も出さなければ、気づかれない厳しい世界でもあります。

それでも、演奏をする喜びを、一つづつ階段をのぼって
一段づつ高いステージに登りたい情熱に支えられみな、がんばっているのです。
子供の頃の訓練は、厳しく感じるかもしれないけれど、
本当に音楽の世界で頑張りたいのなら、他の誰よりも
努力が必要で、独りで孤独に闘わなければならない時もあります。

でも、それを子供が選ぶなら
私がもしも親ならば、絶対にそうさせたい。

その顧問の先生は、私以上に子供達といつも一緒に居ます。
自分の睡眠時間を割いて、12時過ぎに毎晩帰宅しては
そこからその日の練習や曲を聴き直し、研究し、翌日はどうすべきか
頑張って準備をし、なおかつ授業の準備もしています。

朝は子供達の希望した朝練の時間に駆けつけて
一人ひとりの練習をそっと見ては今日の体調や好調不調を見つけて
夕方の部活までにどうしたらいいかああしたらいいかと悩んでいます。
子供達も全員が、その先生を今や信頼して、一緒に全国大会に出ましょう!と
先生の事を連れて行ってあげたく頑張っています。

そんな先生を、悲しませた方がいる事、私も本当にショックで残念でなりません。
部活は、お遊びにしか感じないのかもしれないけれど、
本気で頑張ってる子供達を一度、本当に見てほしいと思います。
どんなに辛くても、辞めずに、練習が終わっても休憩中も自分の出来ない箇所を
必死で練習して、演奏出来た時にあんまりステキな笑顔をする子供達。


それがわからない大人なんて、嫌い。
子供達の演奏や練習の姿を見れば一発で理解するだろうに
頑張りを見もせずに文句言ってくる大人、嫌い。

そんな大人に絶対なりたくない。
演奏で、証明してやる。
昔、そう思って必死で頑張った今よりも強い自分を思い出しました。
私は本当に両親の理解をサポートと愛情を得て
幸せに音楽に挑戦し続ける事が出来て、贅沢だなと思いました。

先生がとても悲しんでいる。
きっと今も自宅で悲しんで悩んでいると思います。
だから、明日、学校に行って応援してこようと思います。

Congratulations!!!

今日も一日携帯を肌身離さず持ち歩きました。
今日は私の生徒の高校受験合格発表!
彼女は新しく来年度から新設される芸術総合系のクラスを
受験したのですが、倍率が・・・
普通の受験の倍率ってどのくらいなのか解りませんが
サックスは10人位居てアルト一人とバリトン一人のみ。
だから5倍?そう考えるとそんなに難しくなかったのかな?
でもなんとか勝者になれた様です。

夕方、ドキドキしながら何も手に着かず
携帯をじっと見つめて連絡こい!と念じたら
突然電話が鳴って!!
「もしもし先生!」
「わぁ・どどどど・・・・・・・(大興奮しましたが冷静を装って)・・・
 ・・・今日はどう?そういえば合格発表の日ね?」
「先生、合格しましたぁぁぁ!!!!!!」
「わあああああああ・・・・・わーん(泣)」
結局冷静を装うことが出来ず、ポロポロ泣けてしまいました。
良かったぁ~~・・・・・

この季節は色々生徒達にとって大事なステージが
あまりにも大きすぎて、私こそ押しつぶされてしまいそうな
プレッシャーと緊張と不安でいっぱいです。
でも、本当に一歩ずつ焦らないで頑張って
むしろ私の背中を支えてくれる生徒達に、本当に感謝です。
心から、本当にありがとうを伝えたいです。

わーーーーぃ★
超おめでとぅーーーーー!!