2008/07/25

EE

自由だなぁ・・・


ソファで少し横になっていたら
黒猫が上に乗ってきて
毛繕いを始めた。

女の子だもんね。
いつも綺麗にしていたいよね。

すると、突然じっと私を見て
顔を近づけて、私の顔を舐めはじめた。

あぁ・・・ごめんね。
シャワー浴びてないし
朝からお化粧直してもないの。

ザラザラする舌で
一生懸命なおしてくれた私の肌は
若干ヒリヒリしたけれど
なんだか、ありがとうね、の気持ちでいっぱい。


その後、黒ネコは
上手に私の胸を枕にして
丸くなって、寝た。
丸くなった途端、あっという間に寝た。

可愛くて、動けなくなって
私も目を閉じた。

癖で呼吸を意識してしまい
気がつくと、黒猫と私の呼吸のリズムが一緒。
故意にしたわけでもなく一緒。

もしかして、
私の呼吸に合わせてしているのかな。

そう気がついた途端、
きっと目が覚めてるだろうに
目を閉じたまま、
とっても心地よい音を聴かせてくれて。

ゴロゴロゴロゴロ。

甘えてるのね。
寝た振りしてても、ばれてるよ。
でも、こっちも目を開けること無く、
寝た振りして、ずっとベットで居てあげた。


あっという間に5時間過ぎた。
自由な時間を5時間くれた。

癒された。



言いたくもない愚痴、
それは弱さ。
失敗した。

大丈夫だって言えれば良かった。
なんでもないって言えれば良かった。

言えなかった。
黒猫みたいで、ほっとしたんだ。

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