2009/06/17

the solist



昨夜、というか今朝、明け方6時頃に
帰宅して、なんだか寝付けなかったので
買ったけれどまだ読んで無かった本を
開いてしまいました。

本が活字が読みたくて仕方ない季節って
時々来るのですが、でも、素敵な本が
あっても、それを読むに最高な
シチュェィションを探してしまい・・・

毎日バックに入っているのに、
場所が見つからずに眠ってる本。

必ず、私のバックの中に1冊は居ます。

この本はなんとなく、本番前やリハーサルの前、
移動中の「昼間の空いている電車の中」と
決めていたのですが、大体が夜中の移動。

なので、開かれる事がありませんでした。

決めていた場所ではないけれど
真夜中から明け方に向かうマジックアワーの
光が部屋に入り込んできた中で
開きたくなって開いてしまいました。

眠くなるまで・・・と思ったけれど
結局、最後まで読破!

・・・。

勝手な思い込みで、最後は感動感涙だと
思っていたけれど、良い意味で裏切られました。

最後に感動して、いい話だぁ!
・・・と、終わるだけじゃない作品でした。
後から、じんわり色々こみ上げてきました。

この話は、実話に基づいた話だそうです。
そして、続いてる話です。



人は、信じるものがたった一つあれば。
本当に信じるものを守り続けるには
理解するには伝える事は。


ものすごく衝撃的だった、というわけでは
ないけれど、これからの自分の演奏に
時々、ふと現れてくるかもしれない・・・

「4分間のピアニスト」も、時々、
演奏中に思い出す。でも、普段はあまり
思い出さない。

そんな本でした。
小説読んだし、映画観て来ようかな。
映画だと、どうなんだろ。

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