明ける夜にベッドに入って
眠ろうとしても頭の中で
色々な色な悩みや喜びを
巡りまわしていたら、朝。
起き上がってシャワー浴びて
楽譜、スコアを読みながら
右手にお気に入りのペンを
握りながら
結局何をしていても
どこにいでも
必ずえがいてる。
心の中で、ずっと。
その大事な事を支えに
右手に力を入れなおして
一生懸命、書きました。
お昼前、出来上がったその
乱雑だけど心を込めた12枚の
大事な楽譜が出来上がりました。
バックに入れて、メイクを直して
出発までの1時間、
忙しくてあまり構えない黒猫と
ラブラブ、ゴロゴロして
曇りな夏の昼間出かけました。
東京の夏は、地元の夏と
全然違う。
空気も違う、夏だけど
私の欲しい夏じゃない。
ただの、夏でしかない。
蝉の声も聞こえず
土の香りもせず
爽やかな風も吹かず
木々の囀りも聞こえず
ただの、夏でしかないそこを
心打つ記憶も残らないそこを
ただ、ひたすら歩いてて
一体ここで自分は
なんのためになにがしたくて
なんでむかんどうに
なんでなにもいしきせずに
なんであたりまえのように
泣きもせず
喜びもせず
哀しみもせず
叫びもせず
一体ここで自分は
そんなことに気づけたから
一度立ち止まって
空を見上げて
さっきまで曇ってた空が
青々しくて
少し嬉しくなって
前を向いて、頑張ってきました。
今日は一日、
久し振りに本気で全部頑張れた。
ひたすら、夢中に頑張れた。
レッスンで
意味の無い音なんて楽譜に書いてない、
全ての音に意味を、心を、色をあげてほしい
って自分で言ってて
音楽だけじゃなくて
何をするにしても何にでも
意味がある気がして
自分で自分の言葉にはっとして
帰り道に本屋に立ち寄って
マイケルジャクソン・メモリアル
買っちゃった。
そんな一日。
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