

↑写真は教えてる生徒達!4日本番頑張って!!
全国1位なんてどーでもいぃから、自分の中の1位の演奏をしてきてほしい・・・!!
そしてお花の写真は・・・泣 私が体を壊しているのを知った生徒さんが
元気になっての言葉を込めて作ってくれました・・・泣 ありがとぅ~~
中学生なのに華道家なんですよ!!本当にすばらしい!!
アンサンブルコンテストの季節です。
最近はもっぱら、音大受験生とアンサンブルコンテスト出場者の 指導で頭がいっぱいです。
私がサックスを続けようと思ったきっかけの一つに このアンサンブルコンテストがあります。
中学2年生の時、夏のコンクールが終り、
ゆっくりしようかと 思う時期に顧問から出場しないか、と声をかけられました。
それまで、アンサンブル(少人数編成)で人前で演奏した事が無かったので
とてもドキドキした記憶があります。
毎朝、朝練に行ってはウォーミングアップと体力作りで
まるでアスリート?みたいな生活を過ごしてましたが
この時期は、それ以上に曲の読み込みに夢中でした。
私が始めて演奏した曲はJ.S.Bachのトリオでパートはソプラノでした。
ソプラノも実はその夏のコンクールの為に両親に買って頂いたばかりで
殆ど自分の術などまったくまだ無いときでした。
ひたすら、音色の追求と曲の練習で中学2年の秋~冬は終わった気がします。
結果は、全国大会前でダメ金でしたが初出場でそこまでいけた事と
自分がやれる限りのベストを尽くせたのではないかな、という自信が残り、
悔いはまったくありませんでした。
その後からかな。 とにかく音色の追求にはまり始めてしまったのは!!笑
リードの削り方も散々色々試して、市販のものではなく、
木を自分で削って作ったり (もちろんさっぱり良いリードは作れませんでしたけど)
四角の部屋で演奏した時、どちらにベルを向ければどんな響きがするか、
自分の姿勢や息でどんな響きが出るか、とか、楽しくて仕方なかった!! 笑
地味であまり理解されない趣味??だけど、本当にアンコンという機会に 巡り合えたから、
今の自分があるのかもしれません。 何よりも、広いステージの上で
たった3人で息の音まで聞こえてくる様な 厳かな場所で自分のブレスで
曲が始まって終わったあとの拍手の心地よさ。
吹奏楽でも忘れられないあの感動があったけれど、
ソリストとしての自分の原点になる辞められない理由は、そこにあるかもしらなぃなぁ・・・
音大受験生はとてもナイーブです。
おかげさまで、生徒3人中、3人ともいずれかの音大には合格出来る感じです。
まだ解らないけれど、実技は問題ないかと思います。(これ読んでるんでしょ?笑)
そういえば昨年第一志望の大学の結果は落ちてしまった子もいたけれど、
第二志望6音大の中に合格した子は、国内ではなく、アメリカに渡るそうです。
なんとなく、とても羨ましい。笑 第一志望に合格していたら、
もしかしたら彼女は国内の狭いサックスの世界で 勉強していたわけです。
第二志望校も合格通知を受けた瞬間、アメリカに行く事を決めました。
私も若い頃はずっとフランスに留学したかった・・・
いまだに後ろ髪を引かれてる夢ですが 生徒が出発するのです!!
なんとも・・・・感動してしまいます。
私の夢を、私の音を捜して弟子になってくれた生徒が追ってくれている気がして
どこから考えても疑ってみようとしても、
紛れもなく私の音楽の細胞が広まっている気がして
本当に楽器を続けてきてよかった、とおもう今日この頃です。
私の夢は今、みんななのかもしらない。
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