2008/07/03

Count

大学時代。

授業が終わってから
誰も校内に居なくなる直前21時半まで
毎晩毎晩
誰も居ない教室で
ひたすら一人、練習しつづけて
閉館の合図が聴こえて
まだ吹ききれない歯痒さを噛みしめながら
楽器をケースに閉まって
大学から駅までの
薄暗い細い道を
前を見ずに足元でテンポを感じながら
頭の中で曲を思い出し
気がつけば
満員の黄色い動物園みたいな
いつもの電車に乗って
自分の駅に着く頃。

駅にたどりつくと
その瞬間、心の中をつかむのは
それまで一音入魂を求めていた
その曲ではなくて
時を刻む、その音。

http://www.square-enix.co.jp/ctds/

エレベーターに乗ってる間に
ポケットから鍵を探しだして
飛び出してドアを開けて。

そしていつもの黒猫が
ピアノの上に立ちつくし
ウッドベースに映り込む影が
とても不気味で愛おしくて

慌てる私は
冷静さを保つため
必ず、一杯の冷たい氷水を作って
ゆっくり飲みほして

夕飯を作って食べる力は
既に大学で使いきって

帰ってこれた自分のお城
そこがあんまり居心地が良く
いつものソファーに座り込んで
大きな影を残した黒猫が
あたりまえの様に
膝の上に乗ってきて

そして
また夜がはじまる。

時空を超えた旅。




・・・・・。
懐かしの青春時代。
冒険旅行。


DSで、出ちゃうみたい・・・。
にょぉぉおおおおおおおおおん!!
超やりたぃっ・・・・。

この時の音。
当時の香りや音や感覚が
手に取る様に戻ってくるょ。

発売されたら
きっとクリアまで
誰にも会いたくない。


http://www.square-enix.co.jp/ctds/

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