2009/08/01

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今日、レッスンの帰道、地下鉄が空いていて、
今教えている学校の其々の曲を聴きながら、
気が付いたら、一人で号泣していました。

信じすぎてしまう自分と、現実の厳しさ。
全員の生徒が本当に同じ位大切で可愛くて
そしてきっとやってくれると信じています。

けれど本当に頑張ってくれても、どうしても
形になかなかならない不器用な生徒も居ます。
誰よりも努力しているのも、気持ちも負けないのも
とても伝わるし、分かっているつもりです。

けれど現実は厳しくて。ヤル気だけでは
努力だけでは駄目なことも多い。

世の中に将来出て、立派に頑張るだろう皆、
それぞれの人生の中で色々壁にもぶつかると
思います。私もバシバシ壁にぶつかります。

誰よりも努力しても頑張っても、結局は結果、
結局、そこまで辿り着くまでの経緯を認めて
くれる事は、もちろんあるけれど、同時に結果も
出さなければ、それは結局負けの慰め。

とても厳しいけれど、芸で結果を出すのは
そういう事なんだと想う。

当時、中学生だった私はその教えを言っていた
講師に対して、とても心の中で反発していました。
自分で努力してる確信があったので
それを褒めてもらえず、結局は結果だと言われてた。
悔しくて、だからそれがバネになって
必死で何も言わせない、見返してやるって
少しゆがんだ気持ちで、頑張った時期がありました。

でも、今生徒たちの前に立って、
努力を褒めたいし、ヤル気もとても嬉しいし、
けれど、結果も、大事だって事を伝えるのが、
なんとなくだけれど、つらいけれど、確かだと想う。

そのため、コンクールに乗れないスタメンになれない子、
そして、とても才能もあるだろうに、頑張りすぎて腕を
指を壊してしまって、本番一週間前に悲しすぎる宣告を
されて、途方に暮れて泣いている子、色々・・・。


悔しい・・・。
あぁー悔しいょぅ・・・。

今年、コンクールで教えているサックスパートは
130人くらいになります。
合奏考えたら全体1000人弱になる。
その中で、コンクールに出場出来るのは一部。
そしてその中で予選を通過できるのはもっと一部。
そしてもしかしたらファイナルでゴールドを
取れるのは・・・

うわぁぁ・・・。

正直、抱えきれないプレッシャーな日々。
自分が出場出来るなら、死に物狂いで頑張る。
でも、自分では何もできなくて、ただ、ただ、
生徒達の可能性を信じる事しか出来ない。


そして生徒一人一人の緊張や悩み、不安が
水みたいに心に流れ込んで来て
立って居られない位、な、私です。


昨日はそんな中、親友や大事な人達と
楽しい話、はしゃいできて、少し、気晴らし出来た。
夏は、年々、自分にとっての試練な季節でもあります。


我武者羅に、楽器でも一人で吹いて来ようかなぁ。

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